VIVEはHTCが展開するVR・XR機器のシリーズです。兼松コミュニケーションズは法人向けの活用例として、介護者と利用者の両方の立場を体験する医療介護研修を紹介しています。ただし、VIVE自体は介護専用の教材ではありません。本ページでは、介護研修に使う場合の特徴や、導入前に確認したい点をまとめます。
販売元の公式HPでは、医療介護研修の活用シーンとして「介護者と被介護者、両方の立場をVR体験」と紹介されています。利用者の視点を知る研修や、緊急時の対応を考える研修などが想定されています。
ここで紹介されているのはVR機器を使った研修の用途です。介護用の映像教材がヘッドセットに最初から入っている、という説明ではありません。体験させたい場面に合うコンテンツを別途確認する必要があります。
取扱ページには、VIVE PRO EYE、VIVE XR ELITE、VIVE FOCUS 3などが掲載されています。視線の動きを扱いたい、周囲の景色を見ながら使いたい、ケーブルを減らして運用したいなど、研修で何を体験するかによって選ぶ機器が変わります。
ページ内の仕様表には旧製品名も残っているため、機種名だけで判断せず、購入できる現行モデルと教材の対応状況を販売元に確認してください。
兼松コミュニケーションズは、ヘッドセットや推奨PCの提案に加え、初期設定、提携先を通じたコンテンツ提案、導入後のサポートを案内しています。使いたい研修映像がまだない施設も、機器と教材をどう用意するか合わせて相談できます。
デモ体験も案内されているため、職員が装着できるか、予定している教材を無理なく視聴できるかを試してから検討できます。
公式HPでは、医療介護研修での活用場面が画像とともに紹介されています。利用者の目線で介護を受ける体験と、介護する側として対応を考える体験では、必要な映像や研修後の振り返り方が違います。先に研修の目的を決めると、必要な機器とコンテンツを選びやすくなります。
指定の公式HPには、介護研修での実際の操作風景を示す動画は掲載されていませんでした。
兼松コミュニケーションズの公式HPには、自動車メーカー、製造業、大学研究室、テーマパークでの活用例が掲載されています。一方、介護施設名を伴う導入事例や介護研修の受講者の声は掲載されていませんでした。介護分野での利用実績が必要な場合は、販売元に直接確認できます。
指定の公式HPには、機器や介護研修コンテンツの一律料金は掲載されていません。選ぶ機種、台数、PCの有無、教材の制作・利用料によって総額が変わります。見積もりを取る際は、機器とコンテンツ、それぞれの費用を分けて確認すると比較しやすくなります。
新人研修や対応訓練で体験させたい場面が明確な施設に向いています。利用者の視点を学ぶ、緊急時の対応を確認するなど目的に合う教材を用意できれば、職員が同じ場面を見て話し合う研修に活用できます。
導入前には、介護研修用コンテンツをどのように準備するか、装着や操作を誰が支えるか、研修後に何を振り返るかを確かめておくとよいでしょう。
介護向けVRは、利用者の機能訓練に使うものもあれば、職員教育や対応力向上に活用するものもあり、製品によって目的や使い方が大きく異なります。
そのため当メディアでは、「誰に使うか」という観点でVR製品を整理し、介護現場での活用方法や導入時のポイントを紹介しています。
自施設に合った介護VR製品選びの参考にしてください。
| 会社名 | 兼松コミュニケーションズ株式会社(VIVEシリーズ取扱会社) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル3F |
| 電話番号 | 03-5308-1011(代表) |
| 公式HP | https://www.kcs.ne.jp/bizservice/solution/vr-system |
介護分野におけるVR製品はまだ数が多くありません。利用者・入居者用の製品は楽しみながら続けられる「継続性」や転倒リスクなどに配慮した「安全性」、介護職員用の製品は実際の現場を疑似体験できる「リアリティ」、研修の学びを次に活かす「再現性」、それぞれの観点から適した製品を紹介します。