KATVRは、足の動きをVR空間の移動に変える歩行デバイスのブランドです。日本総代理店のKATVR JAPANは、福祉・介護向けに、椅子に座って使える「KAT locoS」と、ハーネスで体を支えながら立って使う「KAT PRO WALK Mecha」を紹介しています。本ページでは、2機種の違いや利用イメージ、料金をまとめます。
KAT locoSは、足に装着したセンサーで足踏みを検知し、VR空間の中を移動する機器です。公式HPでは、椅子に座ったまま足踏みする使い方が紹介されています。立って行う運動に不安がある人に、座位で足を動かす活動を用意したい場合の選択肢です。
施設で使う際は、対応するVRゴーグルや体験コンテンツを含めて何が必要かを確認してください。本体の価格だけで施設での運用が始められるとは限りません。
KAT PRO WALK Mechaは、ハーネスで体を支えながら足を動かし、VR空間を全方向に移動する機器です。公式HPでは、立位が安定してきた人や、歩行データを取得したい施設・研究機関向けに紹介されています。
KAT locoSとは使い方が異なるため、設置スペースや装着の手間、乗り降りの介助を確認する必要があります。特に介護施設では、体験中の見守りをどう行うかも事前に考えておきたい点です。
KATVR JAPANは、機種選び、デモ、見積もり、初期設定、スタッフ向けの操作説明を案内しています。KAT PRO WALK Mechaは、東京・中野坂上と愛媛・松山で予約制の実機体験ができます。
介護施設での導入を考える際は、機器の動きだけでなく、どのVRコンテンツで何をするかも合わせて確かめると、利用する場面を具体的に考えられます。
動画では、KAT locoSとKAT PRO WALK Mechaを含む複数機種の歩き方を見比べられます。座位での足踏みと、ハーネスを使う立位での歩行がどのように違うか確認できます。なお、これは機器の動きを比較する動画であり、介護施設の利用者を撮影した導入事例ではありません。
公式HPには、介護施設での歩行運動プログラムなどの使い方が紹介されています。ただし、指定の福祉ページではKAT locoSまたはKAT PRO WALK Mechaを導入した介護施設の名前や、施設職員の口コミは確認できませんでした。掲載されている用途の説明を、具体的な施設の導入結果と混同しないようにしたいところです。
また、公式HPは「KATVR 製品は医療機器ではなく、歩行研究・身体活動支援のための VR プラットフォームとして提供しています」と説明しています。リハビリに組み込む場合は、利用者ごとの適否や進め方を専門職と確認してください。
公式HPの福祉ページでは、KAT locoSが47,300円、KAT PRO WALK Mechaは応相談と案内されています。KAT locoSの表示価格だけで、VRゴーグルやコンテンツを含む施設全体の導入費用が決まるわけではありません。
見積もりでは、必要な機器、コンテンツ、設置・初期設定、保守の範囲を分けて確認すると比較しやすくなります。
座った状態で足を動かす活動を増やしたい施設はKAT locoS、立位での歩行体験や歩行データの取得を検討する施設はKAT PRO WALK Mechaが候補になります。
どちらも機器を置くだけでプログラムが完成するわけではありません。利用するVRコンテンツ、介助に必要な人数、装着や交代にかかる時間をデモで確かめてから判断できます。
介護向けVRは、利用者の機能訓練に使うものもあれば、職員教育や対応力向上に活用するものもあり、製品によって目的や使い方が大きく異なります。
そのため当メディアでは、「誰に使うか」という観点でVR製品を整理し、介護現場での活用方法や導入時のポイントを紹介しています。
自施設に合った介護VR製品選びの参考にしてください。
| 会社名 | 株式会社EG(KATVR JAPAN/日本総代理店) |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県松山市松末2-1-50 |
| 電話番号 | 089-909-9214 |
| 公式HP | https://katvr.jp/pages/welfare |
介護分野におけるVR製品はまだ数が多くありません。利用者・入居者用の製品は楽しみながら続けられる「継続性」や転倒リスクなどに配慮した「安全性」、介護職員用の製品は実際の現場を疑似体験できる「リアリティ」、研修の学びを次に活かす「再現性」、それぞれの観点から適した製品を紹介します。